ゴマちゃんフロンティア

アザラシが大好きなエンジニアの開発日記です

「東京ゲームダンジョン5」に行ってきました!

time 2024/05/14

今回は2024年5月4日に開催された「東京ゲームダンジョン5」に遊びに行ってきたお話です。
第1・第3回は一般側で、第2・第4回は出展側で参加してきましたが、今回は一般側です。横浜ゲームダンジョンを除けば今のところパーフェクトです。
やっぱり気軽に参加しやすいのが一番いいですね。一般側でも展示側でも。インディー勢としては長く続いてほしいイベントであることは間違いないです。

今回は友人も行ってみたいとのことで、車で立川駅近くまで行き、あれこれ回りながら電車で浜松町まで移動しました。
その友人は「浜松なら浜松餃子食べたい!」とか言い出していましたが。そっちじゃないって。
ちなみに午前中は三鷹にある「ジブリの森美術館」へ行っていました。連休中だけあってかなり混んでいましたが楽しかったです。

今回は私がすべて試遊したわけではなく、半分くらいは友人が試遊していました。
なので私自身がプレイせずに見て感じた内容も含まれていますので、ご了承ください。

試遊させていただいたゲーム

古今東西おきつね物語

モフモフなキャラと綺麗なグラフィックが特徴の和風アクションRPGです。
ゲーム性は「簡単な2Dゼルダ」と言えば分かる人には分かりそう。アクションが苦手な方でもクリアできる難易度で、ストアページにも書いてある通り、ストーリーやキャラクターに魅力を感じる方向けです。
Steamで既にリリースされており、私もキャラに惹かれてプレイしました。最終的に何周もプレイするくらい楽しめたので、キービジュアルを見て「おっ」となった方には是非おすすめしたいです。

ということで既に何度もプレイしていたので、試遊台を友人に押し付けて私は開発者さんとあれこれお話していました。当人は不服そうだったけど
なんとアザラシが好きな方で、お話していてすごく楽しかったです。アザラシが出るゲームを作っている身としては励みになりますね。

グッズ販売もあったので、クリアファイルとキーホルダーを購入しました。登場キャラの中ではチハルちゃんが好きなので、この機会に買えてよかったです。

ラビィとナビィの大冒険 続編(仮称)

箱庭型の3Dアクションゲームです。
ダッシュやジャンプなどの移動の感覚から、某有名ゲーム会社の「スーパーなジャンプの人」を彷彿とさせます。それっぽい3段ジャンプもあります。
試遊版は5分の制限時間がありましたが、適当に歩き回っていたら全然達成できずに終わってしまいました。NPCの会話はちゃんと聞かないタイプの人

試遊台にはファミコン版 (!?) もあり、実際にファミコンソフトが刺さってプレイできるようになっており、衝撃を受けました。
他のブースでゲームギアも見かけたので、こういうのが流行っているのかもしれません。

ネコの勇者の大冒険

第3回でも試遊させていただいたのんびりさんのゲームで、2Dジャンプアクションです。
そしてゲーマーの友人を連れてきた理由その1なゲームです。
相変わらず高難易度なゲームですが、前回と比べて「巻き戻し機能」が搭載されており、遊びやすさは大幅に上がっていました。というか巻き戻しないと心も腕も折れそうな難易度です。
「これ有料にしたらたくさん稼げますね」とか怖い話を振ってしまったのは内緒

私は前回もやっていたのでそこそこなタイムでクリアできましたが、助っ人であるはずの友人は大苦戦。100回以上リトライしてようやくクリアしていました。
本人曰く「すごく難しかった」「でも今日一番楽しめたゲーム」とのこと。

星つなぎのフォトン

東京ゲームダンジョンでは毎回遭遇している (気がする) ハネダさんのゲームです。
またゲーマーの友人を連れてきた理由その2なゲームです。
前回から更にチュートリアルが充実されていて、チュートリアル自体の種類も3タイプから選べる親切設計になっていました。

私はこの手のパズルゲームがかなり苦手なのですが、友人はそこそこ良いスコアを出していました。
星を直タップでも繋げられるようになっていたので、私が試遊した頃より直感的に操作できるよう改良されているのかも。

ゲーム内容とは関係ありませんが、展示されていた光るアクリルボードがオシャレでいい感じでした。
「隣町のダイソーで買った」とのことで、私も隣町のダイソーへ行きたくなりました。山梨でもこういうシャレオツな品が売っているかは怪しいですが…。

ルルディ・アステリ(Louloudi Asteri ~Save the Solar System~)

サイドビューのシューティングゲームです。友人が気になるとのことで試遊していました。
見た目3Dなだけで普通のサイドビューシューティング…ではなく、なんと奥行きの概念があります。攻撃を当てたり避けたりといったゲーム的な部分はもちろん、ぐるぐる動き回る画面は絵的な迫力も十分です。
傍から見ていたらどうなっているのか全然分かりませんでしたが、友人曰く「めっちゃ斬新で面白かった」とのこと。
あとはステージ中に自機の交代ができたり。目新しい要素満載のゲームですね。

水たまりのスペクトル

ドット絵の2Dアクションゲームです。
なんといっても「かっぱ姿に傘」というキャッチーでかわいい女の子のキービジュアルが印象的。かわいいです。
グラフィックも綺麗で、水面に映る景色までよく描き込まれていました。
ゲーム面はジャンプや攻撃などオーソドックスなもの…と思いきや、傘でジャンプ切りをしたりビームを放ったり、割とアクティブな子でびっくり。
ストーリー性もあるようで、今後の開発進捗が楽しみなゲームです。

マジカスタム

「カスタムロボ」と「ボンバーマン」を組み合わせたような3D対戦アクションゲームです。対戦できるとなれば、友人と決闘するのが世の常というもの。
私はブロック破壊時のアイテムがとれず、ショットの性能に差が出始めて苦戦しましたが、ボムに相応する射撃を連発して勝利。慣れないゲームならごり押しが一番
本家のようにジャンプやダッシュもあったそうですが、我々は追いかけっこしながらノーガードで撃ち合っているだけだったので、テスターとしては低レベルだなーと思ったり思わなかったり。

ちなみにブースには他にもゲームが展示されていまして、猫のパズルも少しだけ試遊させていただきました。こちらもシンプルで面白く、何より絵柄が可愛かったです。

ニャモリア物語

かわいいキャラと綺麗なグラフィックが印象的な2DのRPGです。
これは「キービジュを一目見ただけで惹かれる」タイプのゲームであり、出展者一覧を眺めていてすぐに目に留まりました。どことなく前述の「おきつね物語」と似た雰囲気を感じます。
ゲームとしてはオーソドックスなターン制RPGです。攻撃や魔法などのコマンドを選択して敵と戦います。しかし敵が妙に強く、何故か通常攻撃が全部ミスになるので魔法を連発していました。

開発者さんは他の方とお話し中だったので詳しく聞けませんでしたが、また別の機会があればあれこれお話してみたいです。

∀stround

ドット絵の全方位型シューティングゲームです。
ぐるぐる視点を回しながら、ショットやボムなどで敵を倒していきます。向きを固定しながら移動したりダッシュができたりと、プレイヤー側の選択肢も豊富です。
ファミコン時代のロックマンを彷彿とさせるドット絵やエフェクトも特徴的でした。

試遊版では最後にボス戦がありましたが、かなりの強敵でゲーマーの友人でも玉砕していました。
ごり押しできそうな相手ではなかったため、位置取りやダッシュ等で丁寧にかわしていかないと突破は難しいのかもしれません。

魔神少女

女の子がたくさん出る2Dのアクションゲームです。「ロックマン」と「グラディウス」が合わさったようなゲームとのこと。
友人が気になって試遊していましたが、レスポンスがよく遊びやすいアクションのように見受けられました。プレイアブルキャラも豊富で何度も楽しめそう。

しかしなんといってもリリースされている作品数の多さにびっくり。パンフレットでもすごい量の作品が紹介されています。
これをほぼ1人で作成されているとのことで、相当な実力をお持ちの開発者さんであることは間違いないですね。
これだけゲームを出せれば展示会への出展も楽しそうで、ちょっと羨ましいです。

ナルもふ!

モフモフな横スクロール2Dアクションゲームです。
基本的な移動・ダッシュ・攻撃等のアクションがありますが、変身をするとゲージを消費して強力な攻撃ができるのが特徴です。ゲージは通常形態でないと回復しないので、適時切り替えながら進んでいきます。

一応クリアまでプレイできましたが、道中やボス戦で何度かやられてしまいました。特にボス戦はほぼごり押しでの勝利です。
無限に復活できるとはいえ、アクションゲーム好きとしていかがなものかなーと自分でも思いました。一言でいうなら下手

そのほかの感想あれこれ

前売券と当日券

私は13時過ぎ頃に会場に到着しましたが、入り口では当日券の購入で長蛇の列ができていました。
これは結構びっくりしまして、こういうイベントは知っている人しか来ないというか、前売券前提かと思っていたので衝撃的でした。
以前出展した際「ふらっと立ち寄った」みたいな方もいたので、当日知って遊びに来る方もそこそこいるのかなー?と感じますね。

会場内のブース配置図

チラシエリアのボードに会場内のブース配置図が掲示されており、それが非常に助かりました。「このブースどこだっけ?」「あ、このキービジュのところだ」みたいな。

会場で一通り回った後、気になるブースを探す時もキービジュアルが一通り見られるのでありがたいです。
今回は会場が3階と4階に分かれていたので、お目当てのブースを求めて階を移動する際の参考にもなりました。
一応パンフレットにも書かれてはいますが、サークル名が列挙されているだけで正直分かりにくかったので、そういう意味でも。

しかし回を重ねるごとに出展者にも一般参加者にもフレンドリーになっていく、すごいイベントです。主催者さんには毎回感謝しております。世の中には告知なく延期したりする展示会もあるので…

回るブースの選定について

今回も公式サイトを見て、「このゲームはやってみたいね~」なブースを事前にピックアップしていました。で、その時友人と話していて思ったのは、やっぱりキービジュアルやゲームタイトルは大事だなーと。
パっと見て「どういうゲームか」「どういう雰囲気か」が伝わってくるかどうかで、足の運びやすさが全然違います。
今後自分が出展する際も、そのあたりは常に意識しておきたいですね。キービジュこだわってもアザラシの着ぐるみで敬遠されそうだけど

あと私はキービジュの印象で即決するタイプなのですが、友人はPVまで見てじっくり選定するタイプでした。当たり前ではありますが、人によって決め方も全然違いますね。

「人外ゲーム島」について

今回「人外ゲーム島」なるエリアがあったようです。有志の方が参加者を募っていました。

https://twitter.com/72studio_/status/1776565518532829606

一般参加側としては、似た傾向のゲームなら好みも合いやすい…ということで、やりたいゲームが近くに集まっていて回りやすかったです。
これ以外にもシューティング系やアクション系が近くに配置されていたので、そういう取り組みが各所で行われているのかなーと感じました。

ちなみに私のゲームは人外どころか人型ですらないアザラシなので、入れてもらえるかは大変怪しいです。一応リスがそれっぽい見た目ではありますが…。

あかざらし、今回もPRを忘れる

ひそかに「あかざらしぬいぐるみ」を鞄に忍ばせていたのですが、1度も出すことなく終わってしまいました。相変わらずPR面では残念なアザラシ。

言い訳をすると、自作ゲームがかなり迷走中でして、正直今PRしても…な状態ではあります。が、やっぱり名刺交換すらまともにしなかったのは開発者としていかがなものかなーとも思います。
ただ今回お話してみたい方とは概ねお話できたので、私的には満足でした。

あとがき

そんなわけで、東京ゲームダンジョン5に一般参加者として遊びに行ってきました。
一般側でも出展側でも敷居の低いとても良いイベントです。今後も開催されると思うので、気になる方はぜひ行ってみてください。

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