ゴマちゃんフロンティア

アザラシが大好きなエンジニアの開発日記です

【日記】尿管結石になって大変だったお話

time 2024/01/07

今回は私的な日記で、タイトル通り尿管結石でいろいろとあったお話です。
死ぬほどつらかったので愚痴と自警の意味を踏まえて書きます。もちろん私の体験談です。

少々アレな話題を含みますので、苦手な方は注意してお読みください。
また自分の体験談ベースのため、あくまでも参考程度で。

ことの発端

去年(2022年)の健康診断の結果表に「結石の疑いあり」的なことが書かれていました。
健康診断の説明会があったので聞いたところ、「水たくさん飲んでくださいねー」としか言われず。
で、今年の健康診断では結石の項目が消えていました。なので「じゃあ大丈夫でしょー!」となり、ほとんど気にしていませんでした。

泌尿器科の受診

11月下旬頃から尿に違和感があり受診しました。具体的には尿が近くなったり、残尿感があったり…。
尿検査やエコー検査を行いましたが異常はなく、抗生物質の薬だけもらって終了。なのでまあ薬飲んでりゃ治るかなーと思いました。
翌日は横浜までドライブに行っちゃったり。今考えると超危なかったですね。

激痛当日

泌尿器科を受診した2日後です。深夜2時半に脇腹の激痛で目が覚めました。
食あたりかと思い慌ててトイレへ駆け込むも、出ない吐かないで困惑。胃腸薬を飲んでも一向に改善せず。1時間ほど経っても我慢できないレベルで痛かったので、母に救急車を呼んでもらいました。

こういう時にママがいて本当によかったよね…!

人生で2回目の救急車です。ちなみに1回目は原付乗ってるときに横から車で突っ込まれて…な感じ。生きててよかった。

(たぶん)4時頃に病院の救急外来に運ばれました。
混み合っていてなかなか処置されなかったのと、どんどんひどくなる痛みから若干の混乱状態に。
「痛いー!」と連呼せざるを得ない痛みが続きます。30超えたおじさんの情けない響きが外来内にこだまする状態。そんなことを気にしている余裕はありませんでしたが…。
振り返るとここが一番つらかったです。もちろん痛み止めの点滴は打ってもらっていますが、それをぶち破るかのような激痛。どっかのサイトで「痛みの王様」とか書かれていたのも納得の超破壊力。
加えて「発熱」「寒気」「吐き気」も襲ってきます。今思うととんでもないですね。

その後しばらくしてCT検査に呼ばれ、そこで結石であることが確定しました。
でっかい機械でやるやつです。人生で初めて。こんな形でやりたくはなかったですが。。

CT室に入る前に「あ、これ金属やばいやつだ!」と、若干のマヌケぶりを披露。

まあCTもMRIもやったことないもんね…。

結石である以上「水飲んで出す」しかないので、ガバガバ水を飲みまくります。「激痛→落ち着く」を何度か繰り返しました。
こっちは先ほど比べて精神的には楽でした。変な病気ではなく、出せば治ると分かったからですね。痛みは相変わらず強烈でしたが。

その後ようやく痛みが落ち着き、6時半頃には「帰れそう」な判断となり、母に来てもらって帰宅。
帰ってからはやっぱり水をガバガバ飲みました。30分に1回くらい排尿するレベルで。特に痛みもなければ変化もなし。
というか朝方の痛みが嘘のような快適さです。なので「知らないうちに出たのかなー?」と、ちょっと明るい気持ちでベッドに入りました。

その後の生活と排石までの経過

激痛から1日後

朝6時に痛みが再発し起床。昨日と比べて我慢できないレベルではないですが、横になって寝れない程度には痛いです。
たまらず坐剤を使用。これまた初めて使うので苦戦しました。にゅるっと入るまで強く押し込んでから立つ感じ。
その後は「痛みが強くなる→少しマシになる→水を飲む→痛みが(ry」の繰り返し。痛みと付随する吐き気で何もできません。しかもどんどん悪化していきます。
結局痛みはお昼過ぎまで続きました。朝起きてから7時間経ってやっとです。

泌尿器科は4日後に予約していますが、心配になったので痛みがマシなこのタイミングで再度行きました。
エコーやレントゲンを取ってもはっきり分からないということで、近くの大きな病院で再度CT検査を行いました。人生で2回目のCTです。1回目とのスパン短すぎでは。
そこでまだ結石は体内にあること、しかし膀胱のかなり近くまでは落ちてきていることを知ります。なのでもう一息ということですね。
ついでに気になっていたことをいくつか聞きました。

・結石って出たら視認できるもの?
→大きさによるが難しい場合も多い、今回は3mmなので分からないかも

・横になったらダメ?逆流とかしない?
→全然OK、しかしうずくまるよりは立って体を動かすと〇

・吐き気も出ているが無理矢理でもご飯食べたほうがいい?
→無理に食べる必要はないが、水分だけはちゃんと取ったほうがいい

あと結石が出やすくなる飲み薬も処方してもらいました。そんないいものあるなら早くほしかった。
特に痛みは再発せずこの日は就寝。

激痛から2~4日後

特に大きな痛みもなく平和な日々でした。
右側の背中だけ少し違和感があって、叩くと痛いとはいかないまでも「うっ」となる感覚がありました。
それでも激痛と比べれば全然です。

激痛から5〜7日後

激痛前にあった残尿感がまたでてきました。
すごくムズムズして落ち着かないのと、激痛発生前の感じに近いのでまた怖くなります。
というか「まだ出ないの?」という感じ。「もう一息」が長すぎませんかねって。この辺は「医者の軽症」と「我々の思う軽症」的な認識の違いかなーと勝手に解釈しました。

激痛から8日後

夜中2時頃に膀胱の不快感が強くなり目が覚めます。
ついでに背中も少し痛かったので、頓服の飲み薬を服用。30分ほど様子を見たら落ち着いてきたのでまた布団に入ります。
…が、6時頃にまた背中の痛みで起きてしまいます。今度は痛みの度合いから長期戦になりそうだったので、暖房を入れたり水を用意したりと臨戦態勢になります。もう慣れたものです。こんなの慣れたくないですけど。
しかし1時間ちょっと経ったら早くも落ち着いてきたので、仕事に備えてまた布団へ。リモートワークの良さを痛感します。

激痛から9~12日後

また残尿感が出てきたのと、膀胱のムズムズが痛く感じるレベルで悪化してきました。
特に寝る前にひどくなるので、適時頓服の痛み止めを使ってなんとかします。

激痛から13日後

また痛みが落ち着いてきました。排尿後に少しだけムズムズする程度。9~12日目と比べれば圧倒的にマシで、私生活にほとんど影響はなかったです。
しかし夜に1回だけ、はっきり分かるレベルで血尿がありました。特に痛みとかはありませんでしたが、これはこれで怖かったり。

ちなみに落ち着いたタイミングで神社へ行って健康祈願をしたりしました。このまま年越したくないという一心で。

激痛から14日後

夜寝る前にトイレに行った際、ぽろっと出ました。
9日目あたりで母から要らなくなった網をもらい、それを通して排尿するようにしていたので、排石時に捉えることに成功。

※結石の画像なので閲覧注意で!
https://gomafrontier.com/wp-content/uploads/2024/01/DSC_2480.jpg

出たときに特に痛みはなかったです。ただ出る瞬間に「あ、出た」とはっきり分かるような感覚がありました。
石が膀胱まで行っていたかどうかは全然分からなかったですが、13日目で違和感が落ち着いてきたのがサインだったのかもしれません。

しかしまあ…出るときは割とあっさりで、大きさもゴミと間違えるレベルなのに、自身に与えた苦痛はとんでもない…と、複雑な気持ちになりました。
とは言え早く終わってほしいと毎日思い続けていたので、その点では素直に嬉しかったです。

排石後

泌尿器科へ行って結石を渡し、原因等について分析してもらいます。
やっぱりというか「シュウ酸カルシウム」系だったので、薬で溶かすのはできないとのこと。
で、それっぽい冊子をもらい「とにかく水を飲んでください」と言われて終わりました。

通院自体はこれは終わりで、半年後に再発していないか検査のために行くことになりました。
排石後、特に痛みや残尿感もなかったです。

その他の雑な感想

日本の医療体制ってすごい

週末の深夜にも関わらず、救急車で飛んできてくれて、病院では明け方まで見てくれる…と、今思うとすごい手厚いサポートです。激痛で苦しんでいた私には有難すぎる。
今の日本には少なからず不満はありますが、医療関係だけは本当に助かっております。毎日の保険代が全額負担だったらとんでもない金額になりますし。
今回で言えば「診察・腹部エコー・レントゲン・CT」のコンボがなかなかの費用でしたが、それらも3割負担ですからね。
(それでも諭吉さんが何人か旅立ってしまいましたが…)

「まだ死にたくない」と思えた

激痛に耐えている中、なんだか涙が出てきて「まだゲーム出してないしアザラシも全然見てない!」と、自分の生きる意義を再認識しました。
「まだ死にたくない」と思えるのは、自分の人生が充実している証拠かもしれません。ある意味幸せですね。
まあ死ぬわけではないので大げさですが、死ぬほど痛かったのは間違いないので…。

あとがき

そんなわけで、尿管結石と格闘したお話でした。
ばっちりトラウマになるレベルの痛さだったので、再発しないように祈りたいです。結石は再発率高いらしいですが…。
食生活とか水とかしっかりするしかないですね。

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