ゴマちゃんフロンティア

アザラシが大好きなエンジニアの開発日記です

近況報告

time 2022/08/13

ご無沙汰しております。ブログを全然更新していなかったので、生存報告も兼ねて最近のあれこれを書いておきます。

ゲーム開発的な近況

去年の今頃にいろいろあって「Unityゲーム開発者ギルド」を抜け、その後もお仕事やらプライベートやらを通して感じたのは、私はやっぱり1人開発のほうが向いているということ。
ある程度自覚はしていましたが、基本ネガティブだし短気だし、の割には完璧主義と、かなり面倒くさい性格をしています。
そんな人なので過去にも何度か他人との縁が切れていたりします。ギルドを抜けるきっかけとなった人との会話も、自分なりに気を付けて接していたつもりでした。
でも結局こうなってしまったので、自分のこれは永遠に直せそうにないですね。

ただし当然「1人で開発する」には限界があります。
音楽とかイラストとか、外部に発注して解決できる要素はありますが、基本的なゲームシステムや世界観、デザインは自力でやらなければなりません。
私はプランナーではないし、グラフィッカーやデザイナーでもありません。一応本職は「ゲーム開発者」ではありますが、サーバーサイドなので個人開発でアドバンテージがある分野ではありません。UnityやBlender、その他開発ツールもろもろの扱いも全部独学で、ゲームデザインやキャラクターデザインも自力です。
実際、ギルドを抜けてから1年間、自分なりに開発を続けてきました。が、システム面も設定面も固まらず、その状態で作っても納得するものはできず、全体の進捗で見るとまったく進んでいない状態です。
もっと言えば、自分の作りたいゲームが分からなくなってきて、「こういうゲームが好き!楽しい!作りたい!」を持てていません。そんな中で作ってもモチベが出るわけもなく…。

こんな有り様なので、「辛いなら開発やめちゃえばいいじゃん」と言われるとごもっともではあります。
ただそれはこれまでの開発期間を丸々無駄にする行為だし、唯一のアイデンティティと言ってもいい「作ったオリジナルキャラクター」を世に出せなくなります。
第三者から見てどう思われるかはさておき、自分のキャラクターに愛着を持って作っていることは事実です。
またゲームの大まかなストーリーは決まっており、こちらは「アザラシを題材としたゲーム」として自分でも納得のいく流れにできています。
これらをモチベーションにできる間は、何年掛かっても作り続けます。
ただその間なにもアウトプットできないのも問題なので、技術調査を兼ねて簡単なゲームをリリースしたいという気持ちもあります。
それを出して調査や勉強をしつつ、リスとアザラシのゲームを徐々に形にする…が理想ですね。

でもやっぱりコミュニティを抜けたショックは大きかったです。コミュニティ自体は良いところだったのでなおさらですね。
抜ける際にいくつかアドバイス (?) をいただきましたが、「距離を詰めるのが早すぎる」は、私のコミュニケーションの下手さをうまく表現した言葉かもしれません。

まあ悔やんでばかりいてもしょうがないので、当面の目標は展示会やもくもく会等に参加し、1人の開発者としての知名度をあげることでしょうか。
この1年間でも、プライベートや展示会等でお会いいただけた開発者の方も何名かいて、元気やアドバイスをもらったりしました。
ギルドを抜けてから疑心暗鬼というか、「今まで知り合った人全員から嫌われているかも」と思い込んでしまっていたので…。
お話いただけた皆様、ありがとうございました。

その他いろいろ

ちょっとブルーな話題になってしまったので、他のことを強引に書きます。

お仕事的な近況

去年から変わらず同じ職場にいます。フルリモートが許可されている上、チームの雰囲気も良好なので、仕事面でのストレスはほとんどないです。
プロジェクト自体も運用寄りのフェーズに入ってきているので、以前と比べて忙しさは落ち着いてきました。合間で適度にお休みをもらえるのも助かりますね。
プライベート関連の気持ちがアレな分、仕事面で負担がほとんどないのは本当にありがたいです。

ということで、この職場に居られるうちにゲーム開発関係のあれこれを整理したい…のですけどね…。
いや、むしろ今のチャンスを逃したらそれこそ一生ゲームが完成しなさそうなので、気持ちを整えて作りたいです。

アザラシ的な近況

以前よりは自粛ムードが落ち着いてきたので、隙を見てあれこれふらついています。
今年はあわしまマリンパークと伊豆三津シーパラダイスで赤ちゃんが見れました。すごくかわいかったです。

遠いところだと「しまね海洋館アクアス」や「おたる水族館」に行けました。

特に札幌周辺はずっと行きたかったので行けてよかったです。おたる水族館のメガ盛りバケツが売り切れだったのが悔やまれますが…。
でも楽しかったです。アザラシはもちろん、綺麗な景色を見るのも大好きなので、北海道はとても良かったです。

ゲームプレイ的な近況

そもそもですが、私はゲームのインプットが圧倒的に足りていないです。どうしても嫉妬の気持ちが先に出てしまって、純粋に楽しむ気持ちでプレイできないことが多いです。
あと特にインディーゲームに多い気がしますが、抜き打ち気味にホラーな場面があって、そこがかなり苦手です。有名どころだとUndertaleとか…。
(ここで言うホラーはレーティングではなく、雰囲気な意味で)
なので安心してプレイしたいという意味で、メーカーが出すゲームの続編を遊ぶことが多く、インディーゲームはあまりプレイしていなかったりします。

ただ実際に他のゲームをやると、参考になる部分って山ほどあるわけですね。
特に個人開発のゲームであれば展示会で技術面の質問ができたり、個人開発なりの表現の仕方が勉強できたりと実入りも多いです。
なのでゲームに触れる機会を増やすため、またそのゲームの良し悪しを自分なりに分析するためにも、プレイしたゲームのレビュー記事を書いてみるのもいいかなーと思っていたりします。

ちなみにここ最近ずっとプレイしているのは「トルネコ大冒険3(PS2)」です。それも開発に支障が出まくっているレベルで。
元々ローグライク系が好きで、トルネコ3という作品自体も好きなので、「異世界の迷宮」にどっぷりハマっています。全然クリアできないけれど。

お絵描き的な近況

iPadを買って以来、細々と練習は続けています。やっぱり自分で絵を描けるのは個人開発者にとって魅力的なスキルですからね。
別にイラストレーターとして生きていこうと思っているわけではないし、上手なイラストが欲しければ他の人にお願いするので、単なる趣味ではあります。

上手くなっているかどうかは…まあiPad買った頃よりは確実に上手くなってはいそうです。
ということで最近描いた絵を何枚か晒します。

これは草原でほえ~っとするシルリスです。
そろそろ背景描いてみたいなーと思いチャレンジしました。といっても構図とかまだ考えられないので、Unity上で適当にアセットを配置し、イメージを作ってから描き始めました。

雲や空はなんとなく描き方が分かりました。ただ草は全然分かりませんでした。
世の中の草1本1本描いている絵師さんは化け物だなーと痛感した次第。

これは魔法を発動しようとするシルリスです。
このリスは一応魔法使いで、冒険をする上で敵と戦うゲームなのですが、これまでほえ~っとした絵しか描いていなかったので挑戦してみました。
「杖の魔法の光で本体が照らされている」ことを意識したのですが、陰はかなり怪しいです。陰の描き方なんもわからん…。

ちなみにこの子、裏設定で「とんかつが大好き」という謎な要素があります。私の知らぬうちに食べていたみたいですが、どこで知ったんですかね…。

これはセーラー服の女の子です。中学生くらいの。
見た目は母校のセーラー服を真似しています。特に夏服は水色の襟でかわいいです。
相変わらず陰が怪しいですが、体の全体的なバランスは練習初期の頃より安定してきたかと。

等身や骨格の練習にはやっぱり人間が一番だと思いつつも、マイキャラも定期的に描きたくなる…ということで、ライブラリはリスと人間が交互にあったりします。
どちらも描き応えがあって楽しいので、描きたいものを描くのが一番ですね。

アザラシの絵が全然描かれてないんだけど!

もちろんアザラシも描きたいのですけど、難しくて全然手が付けられていません。
自作ゲームのアザラシのデザインもしないとなので、練習しないといけないとは思っています。なのでしばらくゴマには我慢してもらいましょう。

いずれは他のゲームやアニメの気に入ったキャラを描けるようになりたいですが、今はまだ無理そう。
この記事で挙げたイラストも3Dモデルや写真、デッサン人形とかフル活用してやっとこのレベル…なので。
でもいずれ描きたいです。私も他の方にシルリスやゴマを描いてもらえると嬉しいですからね。

あとがき

久しぶりの記事なのにちょっとネガティブな内容になってしまいましたが、裏であれこれ動こうとしてはいる…ということで。
また以前のような前向きな開発者に戻れるようがんばります。

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