ゴマちゃんフロンティア

アザラシが大好きな山梨県産SEの開発日記です

フリーランスSEになって1年近く経った時点での感想

time 2020/03/22

2019年3月中旬頃からフリーランスSEになった私ですが、既に1年ちょっと経ちました。早いものですね。
去年に新入社員として入った方、転職・転勤を行った方も「もう1年たったの!?」な感じではないでしょうか。

今回はフリーランスSEになって1年経って感じたことや、都会に引っ越した後の生活面のお話などを紹介します。
先に言っちゃうと「思っていたより気楽で何とかなる」感じです。

活動前の準備期間で感じたことも書いているので、そちらも合わせてどうぞ。

【体験談】フリーランスSEとして活動するまでの準備期間に感じた5つのこと

本記事は私の体験談であって、「フリーランスSEになればこうなる」を保証するものではありません。参考程度でお願いします!

フリーランスSEとして活動して感じたこと

基本的な仕事の流れはあまり変わらない

常駐型の場合は会社員と同じようにオフィスで仕事を行うので、雰囲気は今までとほとんど変わりません。
「独立して1人で働く」というと「何でも完璧にこなさなければならない」と思ってしまいがちですが、会社員でもフリーランスでも「分からないことは自分で調べる・勉強する」ことに変わりはないです。IT業界はすごい勢いでトレンドな技術が変わっていくので、当然といえば当然なわけですが…。

なので「フリーランスになるにはまだ知識や技術が足りないかも」という心配はあまりしなくてよさそう。
逆に自分で調べたり勉強したりできない人には苦痛かもしれません。

思っていたほど孤独ではない

私の場合は派遣社員と似た形態で、開発会社と契約を行い、「その会社から来たパートナー」という名目でまた別の会社で働いています。
その元会社から来ている方とお話する機会があること、また勤め先に紹介元が同じフリーランサーが何人かいたことから、割と人間関係は豊かです。
むしろ組織的な上下関係がない分、会社員の頃よりよっぽど相談しやすかったりします。皆技術レベルが高いので、話す内容も多彩で面白いです。

常駐先の案件メンバーでも何人か気軽に話せる人はいますが、基本的には他人行儀なことが多いです。
他のメンバーも派遣や契約で来ているため、今までいた人が突然いなくなったり、いつの間にか知らない人が加わっていたりします。
フリーランス仲間の話を聞くと、会社によって雰囲気は全然違うらしいので、このあたりは現場によるかもです。

SNSを意識するようになった

「働いて感じたこと」とはちょっとニュアンスが異なるかもですが、会社の肩書がなくなった今、SNSは「あなたってどんな人?」と言われた時のアピールに適しています。となれば活用しない手はありません。
ただ登録するだけでは意味がないので、意識的に発信することが大切です。また当然ですが「焼肉なう」等の無益なツイートは極力避けましょう。
SNSに限らず、ブログや技術サイトといった他人からも見える領域に成果を吐き出しておくと、「あ、こんなことやってるんですねー!」な話がしやすくなるのでおすすめですよ!

加えて「自分のキャラクター付け」を意識すると良いです。私は狂ったようなアザラシ好きなので、所属する組織やコミュニティでも「アザラシ」で通じるようになっていました。自己アピールが苦手な人には特におすすめ。
ただ行き過ぎると「あいつまたアザラシの話してるよ~」と白い目で見られるので、ある程度自重しましょう。言っている本人が自重できていませんが

勉強の意欲が上がる

これは人それぞれかと思いますが、「個人事業主」として活動していると考えると、自己鍛練にも磨きが掛かります。
会社員と違い、「高度なスキルを持っている」「業務を確実にこなせる(=信頼を得られる)」ことは、自分の収入と直結するからです。
先ほど「相談できる仲間がいる」と述べた通り、勉強に行き詰まってもアドバイスをもらいやすい環境なのも追い風かもしれないですね。

また、山梨では技術本が豊富な本屋はなかなかなく、気軽に見て買える環境ではありませんでしたが、東京なら心配無用です。
セミナーやカンファレンスの行きやすさも段違いで、田舎と都会との格差を感じるところでもあります。

気分が楽になった

フリーランスになる前に勤めていた会社の特徴です。

  • 建前で話すことが上手い奴が出世する
  • 残業時間で評価が決まる
  • 人数に見合わない狂った売上目標
  • 社長の気分でころころ変わる方針
  • 会議で1人のミスを晒しあげて延々と叱り続けるチーム

などなどの、会社員の頃に組織に抱いていた不満が一気になくなります。無所属ですからね。勤務形態は派遣社員と似つつも、最悪「他行きますけど?」なスタンスが取れます。
フリーランスSEになって何が一番良かったかと言われれば、この解放感を挙げるくらいです。

縛りがないからといってだらだら勤務したり、自分の目標がないのは問題ですが、自分の生活と将来設計に合わせて設定できるので、会社の一方的な目標とは訳が違うのです。

ちょっときつかったこと

稼働時間

会社員の頃は月の稼働日数に関わらずお給料をいただけましたが、フリーランスSEの場合は「月〇〇時間働いたら報酬〇〇円」な感じなので、稼働日の少ない月に休んだりすると厳しくなります。
特に厳しかったのは2月で、稼働日が少ないのに私用で何度か休んだ結果、そこそこ残業しないと稼働時間が足りない状態になりました。
有休という概念もないので、風邪で何日かダウンしたりすると非常にまずいです。「フリーランスは体が資本」はまさにその通りかと。

確定申告

フリーランス最大のめんどくさいこととして有名な確定申告。私もフリーランスになって1年経ったので、先日確定申告と納税を行いました。
やっぱりレシートの保管や費用の計上などが面倒です。フリーランスSEは経費にできるものが少ないとはいえ、カフェ代や参考書の購入代、仕事関係の交流費などは入れていかなければなりません。
この入力作業が慣れるまではとにかく苦痛です。「これ勘定科目なに…」とか「これ経費になるの?」とか、あれこれ詰まって時間がなくなっていきます。

ただ確定申告自体は思っていたよりはあっさり終わりました。
経費の入力さえ日頃から続けていれば、あとは健康保険や年金などの控除額を入力し、書類をe-Taxで出すだけ。源泉徴収表も送る必要はなく、書類に書いて出すだけでOKです。
ちなみには私は「やよいの青色申告」を使いました。日頃の取引がちょっと入力しにくいですが、書類の作成は非常に丁寧なフローがあり、初見でも問題なく作成できました。

都会暮らしでのあれこれ

山梨から東京に来て感じたことをいくつか挙げてみました。

定期券の買い方

みどりの窓口に並ばなくても「指定席券売機」で購入できます。
JRの公式ページに詳しい買い方の案内があるので、あらかじめ眺めておくとスムーズに操作できます。
https://www.jreast.co.jp/em-guide/

既にSuicaを持っている場合は後付けで定期券の機能を付与できるので、Suicaを2枚持つ必要はありません。
その場合、券売機では「定期券の購入→新規」を選択し、その後で「既存のSuicaに付与」を選びます。

満員電車での立ち回り

恐らく田舎から来た方が真っ先に心配するのがこれではないでしょうか。私も都会に対する嫌悪感といえば満員電車に他なりません。

まず乗ったら気合でドア付近から遠ざかり、車両の真ん中を目指します。
仮にドア付近までしか入れなかった場合、なるべく車両真ん中方向に押されるようなポジショニングを心掛けましょう。
加えて椅子が空いたら速攻で座りましょう。椅子に勝るポジションはありません。誰かに譲る場合でも座って確保してからの方が安定します。
私もそうでしたが、乗り慣れていない人ほど「混雑して降りれなくなる」不安から、ドア付近に留まりがちです。すると駅に止まるたびに人が押し寄せてくるので、状況が悪化していきます。
降りる時は「降りまーす!」と宣言しながらドア方面に突撃すれば、大抵の人は通そうとがんばってくれます。それでもどいてくれない人はタックルするかのごとく押し出しましょう。

また乗る車両にも注意しましょう。ほとんどの場合、先頭車両や最後尾の車両の方が空いています。
ただし路線によっては「女性専用車両」があるので、男性の方は注意が必要です。平日朝方に設定されていることが多いです。

あれこれ挙げましたが、いくらがんばっても「電車遅延で大混雑」なんて場合はどうしようもないです。
そんなときは割り切って勤務先に遅れる旨を連絡してしまいましょう。大抵の場合、ぎゅうぎゅう詰めの中に突撃しても良い結果になりません。

バスの乗り方

乗りたいバスの時刻を確認し、バス停で待ち構えます。
Suica等の電子マネーがあればピッとして乗るだけなので格段に楽になります。不慣れな場合は必ず用意しましょう。十分な額をチャージしておくとさらに安心です。

都内であれば料金が均一のバスが多いです。この場合、降りる時は何もせず黙って降りてOKです。
このことを知らなかった私は「えっ、皆どこで精算してるの!?」と錯乱してしまいました。

カフェの入り方

「スタバ」「ドトール」「タリーズ」などのカフェで一服したり勉強する際のお話です。

入ったらまず席の確保を行います。これを怠ると座ろうとしていた席が取られてしまったりするので必須です。
場所取りは何か私物を置くのが一般的なようです。ただしスマホやノートPCは盗難にあった時のリスクが高いのでおすすめしません。私はいつも参考書や上着を置いています。
またお店によっては「席取りカード」的なものもあったりしますが、私はほとんど見かけたことがないです。

席を確保したらカウンターへ行き、お好みのメニューを注文します。後は席に戻っていただきましょう。
たまに「勉強等による長時間の滞在は~」と書いてある店舗もありますが、堂々と居座っている人ばかりなので、気にすることはありません。

一部の店舗では、入店時に店員さんが「何名様ですか?」と聞いてきます。その場合は素直に従いましょう。

あとがき

まだ1年経っただけですが、「田舎暮らしが1人都会でフリーランスSE」でも何とかなります。私がなんとかなっているので。
ただしフリーランスSEはあくまで通過点であり、最終的に1人で仕事を取ってこなせるようになりたい思いは変わりません。28歳の今、30までにどのような経験を得るかが大きな分かれ目になりそうです。
またフリーランス的な転機があったら記事にしますので、お楽しみに〜!

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このブログを書いている人

りべるん

りべるん

アザラシが大好きな山梨県産Webエンジニア。2019年3月よりフリーランスSEとして東京で活動中。自称「Web業界のアザラシ」 [詳細]